緑のアクセントならこれ

緑のアクセントならサボテンが一番

サボテン(シャボテン、仙人掌、覇王樹)は、サボテン科に属する植物の総称である。北アメリカと中央アメリカを中心に2000種以上ある。その多くは多肉植物であるため、多肉植物の別名として使われることもあるが、サボテン科以外の多肉植物をサボテンと呼ぶのは誤りである。棘の部分は葉や茎が変化したものであると考えられている。

日本には16世紀後半に南蛮人によって持ち込まれたのが初めとされている。彼らが「ウチワサボテン」の茎の切り口で畳や衣服の汚れをふき取り、樹液をシャボン(石鹸)としてつかっていたため「石鹸のようなもの」という意味で「石鹸体(さぼんてい)」と呼ばれるようになったとする説が有力である。

英語でサボテンを表す Cactus(キャクタス)は、古代ギリシア語で棘だらけの植物を指すのに使われた κάκτος(カクトス) という単語がラテン語の Cactus(カクトゥス)を経て取り入れられた言葉である。ラテン語では複数形が「Cacti」(カクティー)、属格も「Cacti」(カクティー;おおむね「サボテンの」という意)と屈折し、これらも英語に取り入れられている。

出典: ウィキペディア

小物と飾り棚の組み合わせ

飾り棚にお気に入りの小物を飾ります

飾り棚とは、器具の収納と展示双方の目的を兼ねる装飾用の戸棚である。ヨーロッパでは中世後期に領主たちの住居形式マナハウスができあがり、そのホールに置く家具としてつくられた。当初は開放した棚の形式であったが、ルネサンス時代に入りイギリスでは、収納用のカップボードと展示用のコートカップボードとに分かれた。フランスでは、上段は棚、下段に扉のつくビュッフェbuffet(フランス語)の形式が生まれた。17世紀から18世紀の初頭にかけて中国から高級陶器が輸入されるようになると、上段はガラス戸になり、18世紀以降は本棚もこの形式に倣った。現在サイドボードとよばれる戸棚はこの流れに属する。

飾り棚は壁に作り付けにしたものや、最近の住宅で使われる間仕切り兼用の棚を意味することもある。日本の作り付け棚の古い例は鎌倉時代の絵巻『春日権現霊験記(かすがごんげんれいげんき)』にみられ、経巻などを収納していた。武家調度の厨子棚(ずしだな)や黒棚、桂離宮(かつらりきゅう)の桂棚などは飾り棚に相当するものである。

出典: コトバンク